昨今の音楽事情の話

前回、音楽の話やったので音楽のことを少し。

日頃は、仕事中にラジオをそれもNHKを聞いています。
昔は(大?)AMでした。
午前中の番組に確かゲストのインタビューがあったと思います。

それがまたテンポがゆっくりなんです。だいたい素人の方のゲストが多かったと思うのですが、素人がそれも生放送で喋れるわけないですよね。そのゆっくり喋らざるを得ない流れを、アナウンサーの方が全然さえぎらなくてじっと黙って聞いているのです。たまに録音なんかもあるのですが、ある時はこれはカッコーの声を聞いてるんか、話を聞いてるのかわからない回があったりしました。(それほど人が喋っていない)

今はアナウンサーの人ともう一人の人とで、番組の方が2人になり、テンポよく喋っています。

そんなこともあり、ほとんどFMのNHKなんですが、なんかおもしろい番組が無くなったなあと思います。きっと、時代が過ぎ去って行ったのでしょう。

で、そんな中でも時々「おっ、この曲いいやん」と思うわけです。そして慌てて曲名を書き留めるのです。
以前と比べてここからが違います。

家に帰って、パソコンの番組表で曲を確認して、その曲をネットで探すと、動画のアップがあるやん、それ。で、その曲を2、3回聞いてハイ終わり。いつの間にかその曲の存在を忘れてしまいます。

そういえば、この頃新しい音楽が全然体に入ってきてないな。
本来なら自分の血肉にになっていったであろう機会が失われていく。

「俺の、音楽を返せー」です。

あっそうか、そうなんだ、ネットは「ダム」なのか。
音楽の流れをせき止めるダムなのか。
であるならば「長良川ダムを撤回せよ」なのか…。

そういえばこの前、在りし日の「NHKAM」を「ラジオ深夜便」で発見しました。

今日はここまで。

最後まで、読んでいただきありがとうございます。