徳利の作り直し

さて、そろそろ製作も終わって、窯づめの準備にかからんとなあ、
とお昼ご飯を食べに帰ってから、戻ってきてびっくり!
干していた作品群が倒れて割れまくっているやんか。

最初、何が起こっているかわからず、
その次には「カラスがなんかしたの」
と思いましたが、なんと
干し棚の杭が根元から折れて、干していたものが地上に落下している模様。
「嘘やろ」
よく見ても、ほんまです。
まあ、だだの杉の切れ端を防水処理をせずに、露天にさらしっぱなしにするといつかはこうなるよね。
それに、今までにない最高の重いもんを干しとったし。

なんとか気持ちを持ち直して、作品の落穂拾い(破片広い)をして、タイムスケジュールを組み直す。

それから無理やり脳内レコードをかける。

「今まで何ど、倒れただろうか、
でも俺はこうして、立ち上がる」

こういう時には、遠藤賢司の「不滅の男」。

「今までに、何度。この歌に助けられただろうか?」

まだ間にあうぞ。はず。
もう一踏ん張りして、徳利作ろ。

最後まで、読んでいただきありがとうございます。