コテを作ってみた

なかなか年季の入った、替え刃式ののこですね。
この刃はまだ売っているのだろうか。

焼きものの学校に通っていたある日、
深夜にコテを作っていた。

「あんな、タカギ。私思うんだけどさ、コテの木にさ、細かいヤスリをかけて意味あるんかな」
「・・・うーんそう言われると、多分、ない」

と言いながら、1000番もしくは1500番(あったかな)でゴシゴシ磨いてツヤを出していました。

今やったら、そんな2人に言ってやりたいです。

「あんな、そんなんで磨いてもコテ的には意味ないで。240番ぐらいもしくは万年ヤスリ(っていうのかな)の細めで十分。使ってたら粘土がヤスリ代わりになるしね」
「でね、なんと!コテは減ります(ココ重要)」

あの暗い地下室からもう何年経ったのかな。

「おーい、こっちはずっと焼きもんやってるで。ほんでな、びっくりするけど、まだまだわからんことばっかしやで、はははー」

最後まで、読んでいただきありがとうございます。