過日、大阪に行く事になって、何か面白い展示会でもないかなあと探していたら、ありました。
「ルーシーリーとハンスコパー」展という感じやったと思います。
朝に、神戸(?)にフェリーで着いて早いので、梅田でコーヒーを飲んでいたのですが、時間が潰れない。
早いかな早いよねと思いながら「大山崎山荘美術館」(京都?かな)に向かいました。
で、山崎駅についてびっくり。
「天王山」のぼり口とあるではないか。
「あの、天下分け目の天王山ですかー」
宇治の平等院とかは何遍も行ってナマズまで釣ったのに(関係ないか)、対岸やった(淀川のね)ので全然知らんかった…。
ということは、利休の歴史的茶室の「待庵」がどっかそこらにあるんではないか。
ほんで、和風モダニズム建築の「聴竹居」もここらと違うん。
なんで梅田でボケーっとしてたんや。
と、自分に褐を入れながら、とりあえずは目指せ天王山の山頂。
これがまた、結構急なハイキングコースで、あっという間にゼイゼイです。
「・・・秀吉の足軽もきっとこんな感じで登ったんやろな」
と思いながら、時間体力的に中腹で断念。
「これが、これがあの秀吉も見たであろう、淀川、桂川、宇治川の3本の川が合流しているところの風景か!」
「・・・水面がキラキラしてるな」(違うやろ)
あの、「明智光秀の三日天下」と言わしめた、「天下分け目の天王山の戦い」。
たったの1日で勝敗を決した合戦。
その約450年ほどの前の出来事が、この下で繰り広げられたのか。
「ははは、天下とったな」(違うやろ)
そんな妄想に浸っていると、そうです、ここでもまた脳内の声が。
「本能寺で待ってる」
「えっ、今かいな。あかん時間がないねん。とてもやないけど京都をうろちょろする暇はあらへんわ」
「ごめん、向井くん。絶対行くから、もうしばらく待っといてやー」
と、心の中で叫んでから、急いで「ルーシーリーとハンスコパー」展に向かいました。
あれから、本能寺へはまだいってないんやけど、まだ待ってくれてるやろか。
多分ドラマーとかベースとかは痺れを切らして帰っても、向井くんは待っていてくれてるよね、ずーと。
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