久しぶりに、蹴ろくろでの制作です。
この時期に、奥の工房で作業するのも久しぶりで、今年は4月にすればすごい寒気団が流れ込んでいるらしくて、寒い寒い。
思わず、これも何年かぶりかの薪ストーブを焚く。
ペカペカの薪ストーブはすぐ暖かくなっていいですね。(薪のもちは悪いですが)
なんせ薪は鬼ほどありますんで。
で、蹴ろくろですが、今更なのですが、電気ろくろと回転が全然違う。
アナログのレコードは人間の耳に聞こえない音も入っているらしいですが、 CDは高音と低音がカットされている、と聞いたことがあります。
そんな感じで、蹴ろくろは高回転から極低速まで切れ目なく回る。
というか、ガンガンけって回転を強くしたら自然に回転が落ちてきますよね。
これが、実はすごく使いやすい。
これを電気ろくろで再現するとなると、ペダルを細かく動かさなくてはならず、せわしなくて疲れる。
と、回転を変えなくなって、同じ回転でろくろをひくという感じになる。
変な負荷をかけると勝手に回転が落ちるというのもいいですね。
と言いながら、また久しぶりに電気ろくろをひくと
「ええやん、これー」
となるのでしょうか…ね。
最後まで、読んでいただきありがとうございます。