刷毛目クルクル

考えてみたら、この刷毛目もそれなりの年数やってます。

この刷毛目。
化粧類にはつきものですが、かけるタイミングがある。
まあ、まだ濡れていて白くなる一歩手前が、理想的。
乾燥して白くなると、化粧の種類にもよりますが、プツプツ下からの空気が出てきて、粒が浮いてくる。
その場合は、筆などで少し水を塗ると回避できることがある。
乾燥が進んでない場合は、よそ見をしてるうちに本体が化粧の水を吸って崩壊していきます。

その次といいますか、化粧の濃度と性質も関係してきます。
調合は小さいピースでOKでも、実戦投入すると思わぬ感じになる。
これは、釉薬でも同じことなのですが、ここがまた面白い。

そして、焼き方。
刷毛目は大体薪窯で焼いているのですが、これがまた回転が悪い。
実戦投入してから、焼きあがって調整するのはまた来年ね、みたいな感じになる。
焼きもんは長い時間のサイクルになるんですよね。

さて、刷毛目鉢。
今回はどんな感じで焼きあがるんでしょうか。

最後まで、読んでいただきありがとうございます。