薪運びですよ①

昨日は、近くの製材場の薪にする「背板」をもらいに行って来ました。

焼きものでの薪窯の薪といえば、赤松。
それも、四十年ぐらいで南斜面に生えているのが最高だとか。
松は、戦時中は松根油をとったというくらい(聞いた話です)、油を含んでいる。
なので、あぶり(最初の頃)は一本だけでも燃えてくれたりします。
そして攻め(最後の方)にはその油の火力でもって、とっても温度が上がります。
ほんとありがたく使いやすい樹種なのですが、ここいらでは見かけなくなりました。

こちらに越してきた、三十年(ほほう、そんなになりますか)くらい前にはちらほら生えていたので、伐採していただいたりしたのですが、今では大きい松は見かけませんね。

昔の在来建築の梁といえば、松。
そういう需要もなくなって、おまけに松枯れ病にやられてしまった、松。
別れの時の定番の3本、松。

いやいや、そういえば昨日もどっかで小さい松を見たな。
きっとこれからは、小さい松が大きくなって立派な林になって、どっさり松茸が生えてくるのでしょう。
ふふふ、楽しみですね。

でも、その松は今は手に入らないので、薪はもっぱら「杉」「ヒノキ」です。

続きは、次回ね。

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